1953-12-16 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第3号
ピークがどうであるかということは、長年の間農林行政をやつて、そうしてしかもその全国的な計算の上に立つた一つの数字が出ておるわけです。それにもかかわらず、しかも一万トン、二万トンのストツクじやない、十万トン、二十万トンというストツクがあるわけです。そのうちのわずか一〇%か五%か三%を出すのにできないことはないと思う。そこを言うておる。
ピークがどうであるかということは、長年の間農林行政をやつて、そうしてしかもその全国的な計算の上に立つた一つの数字が出ておるわけです。それにもかかわらず、しかも一万トン、二万トンのストツクじやない、十万トン、二十万トンというストツクがあるわけです。そのうちのわずか一〇%か五%か三%を出すのにできないことはないと思う。そこを言うておる。
こういう点から考えまして、安本長官は永い間農林行政を担当せられる最も権威のあるかたであり、又この度国の経済の安定の司をなすつておる企画の本部であります。とういう観点から私ども本年の予算を見ますと、治水の問題のごときは僅かに河川事業費並びに砂防事業費、山林事業費等を加えまして二百三十億円であります。六千五百億円に対するそのパーセンテージは僅かに三・七%、百分の三・七であります。
(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)曾て長い間農林行政に御経験をお持ちになつておる楠見さん‥‥、農業政策に対して現在政府は決して無為無策ではありません。(「その通りだ」と呼ぶ者あり)私は、或る一部にお話のような計画的な政策を今日立てる時代ではないのであります。併しその日暮しの政策はいたしておりません。